どこが変わるの?「TOEICテスト」

TOEIC(R)テストが第122回公開テスト(2006年5月28日実施)よりリニューアルされる。
※団体特別受験制度については2007年度以降になる予定

簡単にまとめると下記のような内容である。


財団法人国際ビジネスコミュニケーション協会ホームページ発表内容より


TOEIC(R)テストとは
TOEIC(トーイック)とは Test of English for International Communication の略称で、英語によるコミュニケーション能力を幅広く評価する世界共通のテスト。最大の特長は合格・不合格ではなく、受験者の能力をスコアで評価する点だ。現在、世界約60ヶ国で実施されている。



リスニング セクションの変更点
  • 新TOEICテストではPart1の写真描写問題を削減。
  • Part3、Part4の設問の音声化(テープによる読み上げ。設問は印刷もされている)。
  • Part3、Part4では各会話やトークなどに対して設問を3問ずつ設定。
  • 米国・英国・カナダ・オーストラリア(ニュージーランドを含む)の発音を採用。各発音の出題の割合は25%ずつ。
リーディング セクションの変更点
  • 現行TOEICテストのPart6を削除。
  • 新TOEICテストのPart5は短文の中の空所に単語を補充。Part6では長文の中に複数ある空所に単語を補充。
  • 新TOEICテストのPart7では2つの文書を読んで設問に答える問題を追加。

新TOEICテストでは、実際のコミュニケーションで必要とされる英語能力を評価するために、より現実に即した状況や設定をテスト上でも再現するべく内容が変更されるもので、以前に比べ実際のコミュニケーション力を身につけることが可能になるものと見られる。